タオバオやアリババから商品を安く、確実に輸入する方法とは?
タオバオ(淘宝網)って何?
中国のインターネット利用者は既に8億人を超えているといわれ、微信(Wechat)、百度、タオバオ、などで音楽、ゲーム、チャット、検索、商品売買、スマホ決済など、ネット生活を楽しんでいます。
また、その多くの人が毎日ネットショッピングを楽しんでいます。同時に商品をネットで販売する個人も会社も増えています。中国のCE市場は10兆円を超え、留まるところを知りません。そのEC市場の80%がタオバオ・アリババで取引されています。どちらもアリババ集団が運営しています。
このような巨大なショッピングサイトではありとあらゆるものが売られており、値段も日本の価格と比べ、1/3~1/5と激安です。日本の雑貨の90%以上が中国から輸入されていると言われるくらいですから、この商品数と値段の安さは容易に理解できます。
タオバオがこれほどまでに普及した理由はなんでしょうか。それは電子商取引でネックになっていた決済の問題を解決したからです。それがアリペイ「支付宝」と呼ばれる決済方法です。これは一緒にエスクローと言われ、販売者と購入者の未払い、未受領の問題を解決してくれました。
現在、タオバオでの決済はアリペイを使うことほとんどです。アリペイはタオバオを運営するアリババグループの1社であるということも普及の要因と言えます。
タオバオが普及したもう一つの理由はチャットシステム「アリワンワン(阿里旺旺)」の導入でしょう。中国人はお話好きでまた買い物する時は商品についていろいろ確かめるのが習慣になっています。
ネット上でも同じで以前はQQチャット、今は微信(Wechat)でネットショッピングするのが普通に行われ、タオバオの場合は専用のチャット板アリワンワンという訳です。
そして何といってもありとあらゆる物が安く買えるというのが人気を呼んでいることは間違いありません。アパレル、宝飾品、靴、バッグ、自転車、電化製品、雑貨、美術品、各種チケット、食品、お酒、などです。値段も中国の普通のお店で買うよりも安いのが通常です。
このような様々な雑貨を激安で輸入して(仕入れて)、日本でネットで販売するビジネスが中国輸入ビジネスということになります。